2020-03-12 詩: 綴り舟 詩 だれかが馬鹿にした言葉って奴を ぼくは必死に綴っていた真白の海の小舟のように 陸に着くまでに大破が常だ残骸だけがこの岸辺に それで十分と飽くことなくところがある日この岸辺に だれかの綴った小舟が着いたぼくが諦めていた言葉って奴で だれかはここまで届かせたのだ真白の海の小舟で十分 陸に着くまでにボロになろうと残骸だけでもその岸辺に ぼくは必死で綴っているにほんブログ村