ウキクサバチdays

ふらっと気ままに詩とか散文をのせるとこ

詩: 別れ道

ずっと一緒だと当たり前のように思っていたのに
ふと気づいたら別れのときだった

繋いだ手はひどくあっさり離れてしまって
離ればなれでも不自由なく生きていける
それがすごく寂しい

繋いだ手の温もりなんかきっとすぐに忘れちゃうんだろう
僕がいなくても笑顔でいられるんだろう

でもたまには僕を思い出してよ
僕と君、共に過ごしたあの日々を

それだけでじゅうぶん
僕ら一緒にいたことに意味があったと言える

握った手
握り返した手に
得られたものがあったと
確かに

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