詩: 幸福の泣き笑い
悲しいことがあったので わたしはないた ただないた
するとわたしを愛してくれている人たちは
わたしのために悲しんだ
それが悲しくてわたしはまたないた
けれど悲しみはきえなかった
しあわせになりたい
ふしあわせだとはおもっていない
愛してくれている人たちが喜んでくれるように
しあわせになりたい
苦しみを飲み込んで だまっているのは得意なの
でもそれを哀れんでくれる人たちの涙は苦手
どうかわらってください
ないた つらかったから
けれど声だけ笑ってみせた しあわせだから
愛している人も笑った
ねぇ、わたしはなんて幸せなの