真昼の明るさを覚えているか
朝に始まり夜に終わる日々のなかで
うす暗い室内灯にばかり慣れたから
ちょっとしたため息がすぐに空気を重くする
いつの間にやら桜も散ってさ
景色からぼくが遠のく
ここにいるのにいないような
生きているのに嘘のような
あいまいさにちょっと泣きそう
真昼の明るさをどうも忘れた
うす暗い室内とうす暗い噂話のなかで
君と太陽の下で笑いたいと思うのに
ちょっとした話題もどうも思いつかない
うす暗いから笑顔も減ってさ
ああでもそんな時にこそ
笑えばいいよ、力になるから
いつかの言葉が胸に響く
うす暗い室内灯の下
小さな明かりがともればいい
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