ウキクサバチdays

ふらっと気ままに詩とか散文をのせるとこ

詩: おしゃべり

重い鞄抱えてさ、疲れた体を引きずって、胸に溜め込んだたくさんのため息、今日はちょっと話そうか

間違ったことでもいいよ、醜くたっていいよ、八つ当たりだっていいし、少し大袈裟なくらいが面白い

君は潤んだ目をこすって、少し眠そうで、それでも帰らないで話す、僕だって話す、話す

その時僕には君だけで、きっと君には僕だけで、そのほかはぜんぶ間違ってるみたいな、そんな世界だ

間違ってるのは僕たちで、そんなこと分かってて、それでも今は、今だけはいいよねって笑う

さよならを合図にぜんぶなかったことになる、その瞬間に君はひとりに、僕もひとりになる

君は君のたくさんの大切な人と、ぶつかったり離れたりしながら生きて、僕だってそう、さっきの話に登場した人たち全員と、そうやって生きてる

鞄は重いまま、疲れた体を引きずって

でも胸のつかえはとれたかな

そうだといい

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

詩: 一杯の幸福

カップに幸福を注ぐ
今日を思い返して

なんでもないような透明をしている
そういえば昨日もそうだったような

慌ててあっためたような温度をしている
まあいつも忘れちゃいがちだからな

それでもお気に入りのお茶っ葉をいれれば
今日だけの確かな幸福の香りがする

味の方はまあ
ちょっとしょっぱいものも入っちゃったような

それもらしくていいんじゃないと
自分でうんうん頷いて

満足して飲み干す
今日の幸福

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

詩: 行き道

みちをゆく
ひらひら飛んだもの 追いかけて
きらきら光るもの 追いかけて
行き方を知らない場所へゆく
名前も知らない場所へゆく
なにも知らない場所へゆく
魔法のように

たぶん 引き返せないみちだ
最初から最後まで知らないみちだ
ひらひらは きらきらは
途中で見えなくなるかもな

ついた先がどんな処かも
そこが果てなのかさえ
枯れ果てて 腐り落ちて
後悔するかもしれないな

それでも たぶん
みちをゆく
飛んだ先を見たいのだ
光った瞬間にいたいのだ
なにも知らない景色を知って

またひらひらを
またきらきらを
見つけたい

魔法に浮かされたまま

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

詩: Noir

色とりどりの草花が モノクロの大地に咲く
失った色は戻らねど 確かにあったと知っている
あなたを想うこの気持ちは僕のもので
あなたを知るこの記憶は誰かのもので
あなたが望むのは、モノクロが再び色づくこと

モノクロの大地に あなたの雨が降る
草花は育ち モノクロをおおっていく
たくさんの気持ちが僕の中に溢れるけれど
あなたが求めるものはこれではなくて
雨はやまずに、されど大地は乾いたまま

僕の花を一輪、あなたに捧げたい
あなたに望まれなくとも、あなたに恨まれようとも
この想いをあなたに伝えたい
たとえあなたが受け取らなくとも
せっかく咲いた花だから

モノクロの大地に咲いた花
誰も愛でようとしない花
その花々全てであなたを包んでも
あなたに笑顔を戻せない

モノクロの大地に花が咲く
痛みと悲しみの少し混じった
優しい優しい色の花

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

ゲーム: イース セルセタの樹海 改 をクリア!

イース セルセタの樹海 改 をクリアしましたー!
ネタバレ気にせず書きますのでご注意を。

f:id:ukikusabachi:20200307120409j:plain

イースシリーズは初めてプレイしたのですが、昔ながらの王道RPGという感じで、プレイしててなぜか懐かしい気持ちになりました(笑)

昔のゲームってこういう感じだったよねっていうところがいっぱいあって…。小難しいストーリーではなく、主人公も仲間もいつでも前を向いていて、お互いに信頼しあっていて、とかですね。

疲れていてもできる良い意味で軽いゲームでした。
そうそう、地図も頑張って100%にしました。

f:id:ukikusabachi:20200307121812j:plain

これが結構大変で。
実は友人から、地図のコンプリートを目指すなら序盤からマップを埋めるように進んだ方がいい、といったことを聞いていました。

それなので、ゲームを始めた時からマップは埋めるよう気をつけていたのですが。

樹海の行けるところには全部行ったと思ったのに地図作成率が99.7%…。

地図のどこを見ても空白なんてないように見えるんですね。

地図上でなんかちょっと端がもやもやしているような気のするところをとにかく走り回りましたがそれでも変わらず。

結局ネットで調べたら、どうやら川などの水場周辺が怪しいということが分かりました。
マップの端に体をこすりつけるようにしないと、地図にはあっても行けない川などがどうも埋まらないようなのです。

やってみました。そしたら100%になった!

久しぶりにものすごい達成感を得た瞬間でした(笑)
そして、裏ボスと名高い樹海の主 フォリアダロスも無事撃破!

f:id:ukikusabachi:20200307123136j:plain

これもすごい大変で(笑)
フォリアダロスさんはなんかペガサスのような美しいお馬さんで、ストーリー中盤くらいで行けるようになるところに宝箱と共にいらっしゃるんですけど。

何も知らずに宝箱を取りに行った時の私は、
「なんか強そうな敵いるー(笑)」
と愚かにも中盤の戦力で勝負を挑み、一撃死しました。

仲間全員一撃死でした(笑)

これは今は勝てない敵なんだなーと思った私は、それでも宝箱だけは開けたくて、

「すいません!ちがうんです!あなたに敵意があるわけじゃないんです!宝箱!そこの宝箱だけ取らせてくれれば帰りますから!」

とひたすら回避行動を取りつつ仲間を犠牲にしつつ宝箱の中身だけ頂戴して逃げました。

そう。中盤の時は!

終盤で伝説の武器を手にいれた私は思った。
今ならやれる。きっと楽々やれる。

意気揚々と(でも直前でセーブはして)戦いに赴いた私。今ならやれると意気込んだ私。アクション操作にもだいぶ慣れた。装備品も強いのを手にいれた。これならやれる。きっとやれる。そしてーーー

「いやこれ無理だ。」

悟るまで早かったです。
さすがに一撃死はなかったのですが、一撃で半分以上HP削れるうえに必殺技出したのに敵のHPがぜんぜん減ってない。これは無理。

結局すごーーーくずるい戦法を取ってなんとか勝ちました。

SPとEXTRAゲージを満タンまで貯めた状態でフォリアダロス様に必殺技を披露→とにかく回避を連打して攻撃範囲外まで離脱→そこら辺に湧く雑魚モンスターを狩って再びゲージを満タンに→再びフォリアダロス様に必殺技を披露

この繰り返しで勝ちました。
アクション操作にも慣れた?武器も強くなった?
完全に調子に乗ってました。
でも勝ちは勝ち!

ご褒美にいっぱい経験値をもらって満足です。
最後にラスダン攻略時の私のパーティーがこちら!

f:id:ukikusabachi:20200307125325j:plain

この時点でプレイ時間が42時間なので、おそらくクリアしたときもそれくらいのプレイ時間だったと思います。
40時間くらいでクリアできるRPGはバランスがよくて好きです。

なぜ主人公アドル君ではなくカンリリカを操作キャラにしているのか?
それは愛です。それだけです。
ブリッツチェイサーが雑魚敵を屠るのに使いやすかったというのもあります。

思ったより長々と書いてしまいましたが、イース セルセタの樹海 改 楽しかったです!
ちょっと軽めのRPGやりたいなって時におすすめです。イースシリーズはあとⅧとⅨが気になっているので、いつかやってみたいなー。

PVアクセスランキング にほんブログ村