詩: うそとほんとうのカクテル
嘘を信じられなかったわたしの正直な何かが水面にとけてゆくの、一区切りの夜
そうしてわたしはそのすべてをぐいと飲みほして、空になったグラスにまたなみなみと嘘をついでいる
冗談みたいに甘いお酒ね、夢の欠片だけ残して消えていく
だけどほんとうもうまく分解されないまま残って、夢の欠片は甘いのに苦くて
酔ったように笑いながら、気分は泣きたいくらいよ
そうしてわたしはあなたのグラスにほんとうとうその極上のお酒をつぐの
嘘を信じられなかったわたしの正直な何かが水面にとけてゆくの、一区切りの夜
そうしてわたしはそのすべてをぐいと飲みほして、空になったグラスにまたなみなみと嘘をついでいる
冗談みたいに甘いお酒ね、夢の欠片だけ残して消えていく
だけどほんとうもうまく分解されないまま残って、夢の欠片は甘いのに苦くて
酔ったように笑いながら、気分は泣きたいくらいよ
そうしてわたしはあなたのグラスにほんとうとうその極上のお酒をつぐの