ウキクサバチdays

ふらっと気ままに詩とか散文をのせるとこ

詩: こどもとおとな

白い光が眩しすぎて そっと目を閉じたら
小さな手に遠慮がちに引っ張られた 目眩がしそうなくらい明るい空の下

抉られるような悲しみを知っても
泣きじゃくりながら手を引かれて 前へと進む子供と

理不尽な暗闇に覆われても
たった一人で背を向けて 離れていく大人

行かないでとすがりつくその小さな手が 大人を孤独から救ったんだ

かなわないなぁ

君はとてもあたたかいね

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